Windows 11への更新について(2022年3月時点)

弊社クライアント様が使用している Windows PC において、「 Windows11への更新要件 」を以下に説明します。コレは Microsoft社が正規に発表している要件を簡略化し、更に各クライアント様の状況を加味した内容になっております。

 


01 . Windows 11 へのバージョンアップ


Windows PC画面の以下のような場所に、通知が入ります(画像をクリックすると拡大表示されます)

Windows11 へのバージョンアップは、「しても良い」という状況になりました。しかしながら、かなり高度な知識とインストール技術を要するため、以下のチェック項目にすべて✔が入れられる場合のみ 自己責任でバージョンアップしてください。

 

※ バージョンアップをしない方は、その都度 × や キャンセル、拒否 … などで この通知を消してください。

 

Windows11にインストールしようとしているパソコンは過去3年以内に、新品で購入したモノだ(デスクトップ・ノート問わず 中古は)

Windows11にインストールしようとしているパソコンは元々、Windows 7 や 8 が入っていて、その後 Windows10 にバージョンアップしたモノではない

Windows11にインストールしようとしているパソコンのメモリは8GB以上だ( 購入金額が10万円以下の場合は要件を満たしていないと考えてください )

Windows11にインストールしようとしているパソコン本体のハードディスクに100GB以上の空きスペースがある( Cドライブを見て、例えば500GB中 300GB使用していたら、200GBの空きスペースがあるコトになります )

Windows11にインストールしようとしているパソコンに以下の独自外部ソフトがインストールされていない

・会計ソフト ・棚卸ソフト ・財務ソフト ・設計 / CADソフト ・確定申告ソフト ・在庫管理ソフト ・顧客管理ソフト ・予約ソフト ・他、クライアント様職種によるオリジナルソフト( 飲食系・美容系・建築系 など )

※ 独自外部ソフトとは、弊社がインストールしたソフトや、PCショップで購入したソフト、インターネットでダウンロードしたソフトではなく、「営業マンなどが訪問して、CD-ROMを使ってインストールしたソフト」です。

※ 会計ソフトや財務ソフトとありますが、ブラウザを立ち上げてログインをして使うモノは ソレに該当しません。あくまでパソコン内部に「インストール」してあるソフトが対象です。

Windows11にインストールしようとしているパソコンが今 動きが「遅い」と感じていたら、インストール後は更に動きは遅くなる事を承諾できる

※ Windows10の時点で動きが「遅い」と感じていなければ、Windows11をインストールしても遅くはなりません。

万が一 Windows11 にアップデートできなかった場合、パソコンが復旧不可能として壊れる事と、過去の全てのデータが消えてしまう事 … をご理解の上、「自己責任」で行う。 もしくは、「弊社や業者に有料で依頼をしても、同条件(壊れる・消える)である事を承諾」して行う。

※ これは “ 無い ” とは言えない事です。上記全ての項目をクリアしていれば、9割以上の確率で正常にインストールできます。がしかしながら、万が一の場合もあるという事もご理解ください。

※また、もし復旧不可能として壊れた場合は 弊社が正規版ではない Windows11をインストールして パソコンとしての利用は可能にします。更に、データは消える前にバックアップ、もし消えたとしてもデータの復元は …7割方できると認識願います。

 

Windows11 は、Microsoft社が 最後で最高のOSと称するほど 洗練されたデザインと操作性があり、確かに使ってみると「使いやすさ」は感じます。

がしかしながら 「ただソレだけ」と言える程度で、今使っている Windows10の操作とは異なる事が多々あるので、使いやすさにも「慣れ」が必要だと思います。

 

また今回、1名のクライアント様だけは Windows11対応のパソコンを2台ご購入されました。その場合は無条件で Windows11としてスタートすれば良いのですが、

コレが実は Microsoft社の方針で、Windows11は「新しくパソコンを購入しなければ正常には使えない」という事を打ち出しています。

 

もし次回、新しいパソコンを購入する予定があるなら … その時に Windows11対応のパソコンをご購入頂き、現在 Windows10での操作を難なく行えているのであれば Windows10から Windows11への更新は控えた方が良いかと思うのが、弊社の見解です。